2008年11月16日

G20緊急首脳会合での決定事項について

この土日で、G20緊急首脳会合金融サミット」がありました。

これは月曜日の為替のレートに直接反映される重要な会議なので、

FX初心者の方でもわかりやすいように解説していきます

話は変わりますが、最近VTというチャートにハマッていまして

次はVTに関するブログをやりたいなと思っていますw

操作性とチャートの見やすさがいいですね

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では続きを読むから本文になっていますのでどうぞ〜

今回は難しい用語なども出てきますが、

出来るだけわかりやすく解説していきたいと思います。

G20緊急首脳会合(金融サミット)は、

書いて字の如し世界各国の先進国・新興国・発展途上国が集まって

世界経済について話し合う場です。

今回の議題は、言わずと知れた世界的金融危機についてです

以下ロイターからの記事を引用しています。

とられた措置およびとるべき措置についての発表です。

・努力の継続と金融システム安定に必要なあらゆる追加的措置の実施
・適切と判断される場合における金融政策による支援の重要性を認識
・財政の持続可能性の維持に資する政策枠組みを確保しつつ、状況に応じ、即効的な内需刺激の財政施策を活用
・新興国・途上国の資金調達を支援。危機対応における国際通貨基金(IMF)の重要な役割を強調し、新たな短期流動性ファシリティを歓迎
・世銀、国際開発金融機関が開発支援にその能力を活用するよう奨励。
IMF、世銀、国際開発金融機関が危機克服で引き続きその役割を果たすために十分な資金基盤を確保

簡単にまとめると、

その時必要な処置は各国で取りましょうということです

最初は特に説明はいらないと思います。

最後のほうは、IMFを強化していきましょうってことですね。

IMFアメリカ だと思ってくれてかまいませんw

表向きは、IMFという公的な機関をもっと強力にして

世界的金融危機を乗り越えよう的なことです

実際は、ドルの価値を維持するように動くわけですが



次は、金融市場の改革のための共通原則です

・危機の再来を防止するため、金融市場と規制枠組みを強化する改革を実施する。規制当局間の国際連携、国際基準の強化およびその一貫した実施が必要。金融機関もまた混乱の責任を負い、その克服のために役割を果たすべし

これは、金融市場における規制強化を世界の枠組みで実施することと、金融機関は自己責任を負うべきということです


われわれは以下の改革のための共通原則と整合的な政策の実施にコミット

コミットとは、責任を貫く的な意味です。

・透明性および説明責任の強化:複雑な金融商品に関する義務的開示の拡大、金融機関の財務状況の完全・正確な開示の確保を含め、金融市場の透明性を強化。インセンティブは過度のリスク・テイクを回避するよう調整されるべし。

これは、サブプライム問題のようなリスク分散と称して色々な金融商品を抱き合わせて一つの金融商品を作り上げたことがこの金融危機を招いたといわれているので、複雑な商品こそ透明性をといっているわけです

・健全な規制の拡大:すべての金融市場・商品・参加者が状況に応じて適切に規制され、あるいは監督の対象となることを確保することを誓約。合意され強化された国際的行動規範に整合的に信用格付会社に対する強力な監督を実施。規制枠組みを景気循環に対してより効果的にする。国内規制制度の透明性の高い審査にコミット

これは原油などの先物市場のことを言ってると思います。この景気減速のきっかけの一つとして原油の高騰が挙げられます原油高騰によるインフレが世界的に起こりました。身近な例でいくとガソリンの値段があがりました。それを規制するために、国際的に監督していきましょうということですね

・金融市場における公正性の促進:投資家・消費者保護を強化し、利益相反を回避し、不法な相場操縦、詐欺行為、乱用を防止し、非協力的な国・地域から生じる不正な金融リスクへの対抗などにより、世界の金融市場の公正性を保護することにコミット

これも先ほどと同じ内容で、原油先物などの小さい市場でのヘッジファンドなどがマネーゲームの対象にしないように市場に公平性を保護していこうということです

・国際連携の強化:各国・地域の規制当局が規制、その他の措置を整合的に策定するよう要請する。規制当局は、国境を越える資本フローを含め、金融市場のすべての部門において協調・連携を強化すべし。規制当局などは優先課題として危機の予防・管理・解決のための連携を強化すべき

インターネットなどの情報処理が発達した今、経済市場もグローバル化が進んでおり、それに対処するように国同士の連携が必要ということです

・国際金融機関の改革:世界経済における経済的比重の変化を適切に反映できるようブレトンウッズ機関の改革推進にコミット。最貧国を含め、新興国・途上国がより大きな発言権と代表権を持つべし。金融安定化フォーラム(FSF)は新興国に早急に加盟国を拡大すべし

まずフレンドウッズ(体制)は、金を基準とした固定相場制にした体制のことをいいます。今回のは固定相場にしようというわけではなく、格付け機関やヘッジファンドなど金融市場の 規制強化に重きを置くほか、新興国を取り込んだ新たな枠組みを考えていこうというものです。要するに、このままの体制じゃ世界経済が立ち直らないってことです。ちなみにこの主張は欧州からです。

閣僚および専門家への指示です。

・財務大臣にG20指導国(ブラジル、英、韓)の調整により、プロセス・スケジュールの開始を指示。具体的な措置の最初のリストとして、2009年3月31日までに完結すべき優先度の高い行動を含めて行動計画に規定。他の経済国や既存の機関が任命する専門家の提言も参考にしつつ、各国の財務大臣に対し、以下の分野を含む追加的な提言の策定を要請。

規制政策における景気循環増幅効果の緩和。 

・市場混乱時の複雑な証券についての国際会計基準の見直しと調整

先ほど言った、複雑な金融商品の透明化の一環です

・信用デリバティブ市場の強じん性と透明性の強化およびシステミック・リスク軽減。

デリバディブ市場でレバレッジの増加も今回の金融危機を招いたともいわれているので、その規制によってリスクを軽減させる狙いだと思います

・リスク・テイクと技術革新へのインセンティブに関連する報酬慣行の見直し。

これはサブプライム問題がでてくる前に、投資会社などの金融機関の社員のボーナスが高かったことを問題視していると思います

・国際金融機関の権限、ガバナンスおよび資金需要の検討。

・システム上重要な機関の範囲を定義し、その適切な規制・監督の決定。

・われわれは、金融システム改革におけるG20の役割にかんがみ、今次原則と決定の実施をレビューするため、2009年4月30日までに再び会合する

開放的な世界経済へのコミットメント

・保護主義を拒否し、内向きにならないことの決定的重要性を強調。この観点から、今後12カ月の間に投資・貿易に対する新たな障壁を設けず、新たな輸出制限を課さず、世界貿易機関(WTO)と整合的でない輸出刺激策もとらない。

貿易自由化に対する強化

・WTOドーハ・ラウンドを成功裏に妥結に導くモダリティについて本年合意に至るよう努力。貿易大臣に対してこの目標の達成を指示し、必要に応じ直接支援する用意をする。

WTOドーハ・ラウンドの説明は長くなるので割愛しますが、
要するに貿易の自由化を進めていきましょうってことです

・現下の危機が途上国に与える影響に留意。ミレニアム開発目標の重要性、開発援助に関するコミットメントを再確認。

ミレニアム開発目標とは、発展途上国が抱える問題を解決していこうと目標をまとめたものです

長々と読んで下さってありがとうございますw

まとめると、各国が金融危機において追加的措置

市場の規制IMFの強化貿易の自由化促進など

規制については、アメリカが渋っていたのですが

現状が現状ですから、断るわけにもいかずにって感じですね。

私の意見ですが、足並みが揃ってるとはいいにくいですね

内容も景気刺激策として具体的なものはでてこなかったので

月曜日は大きく窓を下に開けるとは思いませんが、

下に開けてのスタートかなと思っています。

各国の株価がどう反応するかがとても重要になってきますね

では今回はこの辺でw

posted by take at 17:09 | Comment(1) | TrackBack(0) | 経済ニュース
この記事へのコメント
はじめまして
ブログ覗かしてもらっています。
ヨロシクお願いします。

Posted by かふぇ at 2008年11月17日 14:56
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